い草敷物ができるまで ~栽培から生産まで~  その1:い草敷物の苗作りから刈り取り 株式会社 大島屋 シマホWEBマガジン 総合版

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い草敷物ができるまで ~栽培から生産まで~

敷物

株式会社 大島屋

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2017-7-25

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い草敷物ができるまで ~栽培から生産まで~ -  その1:い草敷物の苗作りから刈り取り

 その1:い草敷物の苗作りから刈り取り

夏になるとホームセンターやインテリアショップに並ぶい草のラグや敷物
ひんやりした触り心地と天然素材ならではの機能で夏におすすめの敷物です。

他の敷物と違い、植物そのままの素材感、独特の香りのあるい草敷物
日本では奈良時代から使われているい草敷物がどのようにできるのかここでご紹介したいと思います。


まずは栽培から。。。

〈苗作り:年間〉
排水の良い深く厚い土で苗を作ります。

〈株分け:9月~10月〉
古い茎や根を取り去り、新芽は7・8本ずつに株分けします。

〈植付け:10月~12月〉
決められた等間隔で植付けを行います。植付け後は定期的に肥料を与えます。

〈先刈り:4月~5月〉
成長しているい草を、地上から約45㎝の高さで一度刈り取ります。(一度刈り取ることで新芽の成長を促し栄養の行き届いた上質ないぐさになります。)

〈刈取り:6月~7月〉
まっすぐ育ったい草を刈り取ります。い草が傷むのを避けるため、日中を避けて刈ります。

い草敷物ができるまで ~栽培から生産まで~ - その2:い草敷物の泥染めから染色

その2:い草敷物の泥染めから染色

ここからは原料のい草敷物の素材にする工程です。

〈泥染め:7月~8月〉
い草独特の匂いを引き出すとともに変色を防ぎ、色つやを付ける為、粘土質の水溶液に浸します。(い草独特の香りはい草そのものの香りではなく泥染めによって引き出されます。)

〈乾燥・袋詰め:7月~9月〉
泥染め後すぐに機械乾燥し、加工時期まで湿気の少ない倉庫で保存します。

〈選別:9月~11月〉
い草を長さによって選別します。長いほど品質が良いい草とされます。

〈染色:9月~〉
い草を染色釜に入れて20~30分ほど熱し、きれいな色に染め上げます。(その年その年によってい草の品質が違うので同じ色に染色するのは熟練の技が必要です。)

い草敷物ができるまで ~栽培から生産まで~ - その3:い草敷物の製織から出荷まで

その3:い草敷物の製織から出荷まで

ここからはい草を織り上げる製造の工程です。

〈製織:9月~〉
専用の織り機を使いい草生地を織り上げます。

〈乾燥・毛取り:10月~〉
織り上げた生地をすぐに乾燥機にかけ表面の毛取り作業を行います。

〈樹脂加工:10月~〉
全長約20mの炉内で生地の表面に樹脂(防かび剤や色落ち防止等)を吹き付け、続いて90度に温めた炉内で生地表面を乾燥させます。

〈裁断・縫製:11月~〉
生地を必要な長さに裁断し縫い合わせます。その後、縁の縫製を行います。

〈最終検品・ラベル付け:12月~〉
縫製ミスや生地の不良がないか確認し、ラベルを取り付けます。

い草敷物ができるまで ~栽培から生産まで~ - その4:お客様のお手元へ

その4:お客様のお手元へ

出来上がったい草敷物は3月から4月にかけて店頭に並びます。

そしてまた、い草農地では苗作りからい草の生産が始まります。

1年を通して育てられたい草敷物、愛着の湧く1枚を探してみてはいかがでしょうか。

い草敷物ができるまで 敷物 い草

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大島屋 関東営業所営業 野里圭吾